吸収 脂質の場合
脂質は、小腸で吸収される際、【グリセリン】と【脂肪酸】というものに分解されています。
しかし、体内に入ると、再度【中性脂肪】に戻るのです。
この中性脂肪はリンパ管を通って肝臓に行ってから各所に配置されます。その各所のいうのが以下2点
①一部は胆汁(消化液)になる
脂質のあるものを食べたとき、その脂肪を体内に吸収しやすいようにする液体が【胆汁】。食べ物が胃を通ったあと、腸で分泌されるものです。
その胆汁の元になるのが実は肝臓に運ばれた中性脂肪がコレステロールになったもの。
人間は良く出来ていますね。脂質を摂取して、次の脂質を消化するための物質をつくるわけです。
②体脂肪になる
残念ながら胆汁はそんなに多くいりません。残りは脂肪組織へ運ばれ、そこで【体脂肪】となってしまいます。
体脂肪になったら、エネルギーの枯渇待ち状態。食べずに動き続けていれば、摂取したブドウ糖が全て消費され、さらに貯蓄用ブドウ糖のグルコースも消費され、それでも足りない!となったら体脂肪を燃焼します。
だからついてしまった脂肪を無くすのは難しいといわれているんですね。
炭水化物と脂質以外は脂肪にはなりません。
では、ほかの栄養素も見てみましょう。
【脂肪になる栄養素】
→【吸収 炭水化物の場合】
→【吸収 脂質の場合】※本記事です。
【脂肪にならない栄養素】
→【吸収 タンパク質の場合】
→【吸収 ミネラルの場合】
→【吸収 ビタミンの場合】
→「消化と吸収と消費」をわかりやすく説明!食に対する意識が変わるかも。のTOPへ戻る
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