食後に、甘いものが食べたくなったり、カフェラテとかの甘い飲み物が飲みたくなる方って多いと思います。
これは諸説あり、単純にデザート感覚で何か欲しくなるというのもありますし、タンパク質や脂質などが多い糖分が少ない食事のあとは、身体が血糖値を上げるために欲する場合もあります。味覚の視点からいくと、食事って大体「塩味と旨味」や、「苦味・酸味」を摂取することが多いので、味覚が飽きてしまい、別の味を欲するという場合もあります。
ということで、飲みたくなるのはある意味しょうがないのでしょう。
だからといって、毎食後にカップ入りの甘いカフェラテなんかを飲んでいては、やはりダイエットの効果は出にくいでしょう。
ブラックコーヒーならかまいませんが、カフェラテになるとほとんど砂糖牛乳のようなものですから、カロリーもそうですけれど、糖分も気になります。
そこでコンビニで手にとってもらいたいのが「豆乳」。
できれば無調整の豆乳が良いですが、無理な方は調整豆乳でも大丈夫です。
豆乳のメリット
■牛乳と比べるとカロリーが低い!
栄養成分を見比べてもらうと、そのカロリー、そして脂質が低いことがわかります。カルシウム量だけは圧倒的に牛乳の勝利ですが、それ以外は豆乳のほうが優れていますよね。
成分無調整豆乳 普通牛乳
エネルギー 45kcal 67kcal
たんぱく質 3.6g 3.3g
脂質 2.0g 3.8g
ビタミンK 4ug 2ug
葉酸 28ug 5ug
カリウム 190mg 150mg
カルシウム 15mg 110mg
リン 49mg 93mg
マグネシウム 25mg 10mg
■人には作り出せない必須脂肪酸が
リノール酸やα-リノレン酸など、人間には作り出せない必須脂肪酸が入っています。豆乳を見て、「脂質」と書いてあっても、落ち込まないでくださいね。重要な栄養素です。
■腸菌のエサになるオリゴ糖が含まれている
大豆にも糖分が含まれますが、その糖質はショ糖よオリゴ糖。オリゴ糖は腸の菌のエサになりますので、便秘の改善に有名ですよね。
■同じタンパク質でも「植物性タンパク質」
牛乳は動物性のタンパク質なのに比べ、豆乳はもちろん植物性のタンパク質です。消化に時間を要するため満足感が続くほか、カロリーが低いのに、エネルギーになってくれるという親切者。
健康に良いからといって、飲みすぎは禁物。
それなりにカロリーを摂取してしまうものですので、食後にカフェラテを飲むなら豆乳を飲む。デザートを食べるなら豆乳を飲む!というように、日々の生活から減らしたいメニューを豆乳に置き換えるくらいが良いでしょう。
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