話題のダイエット方法、糖質制限ダイエット。数年前にはやってから、何か一食に頼るわけでもなく、カロリーを制限するわけでもなく、食べる量を落とさないし、特別な食材を買わなくてもOKということで、多くの方が実践され、さらに効果がでているために、はやり廃りが激しいダイエットブーームの中で、世にしっかり定着したという、ある意味珍しいダイエット方法。
このダイエット方法とはどんなダイエット方法なのか、またコンビニなどの日々の食事でどのように実践するべきなのかを学んでいきましょう。
糖質制限ダイエットとは
そもそも、糖質制限ダイエットとは何かを説明していきます。
このダイエット方法は、炭水化物抜きダイエット、ローカーボダイエットなどとも呼ばれているダイエット方法。これらはすべて同じことを指します。それは、食事中の糖質を制限するということ。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を抜いたものを指します。消化できる炭水化物が糖質。消化できない糖質が食物繊維なのです。
では、なぜ糖質を制限するとダイエットになるのでしょうか?
これは、人が栄養を吸収し、エネルギーとして活用する仕組みに由来します。糖質のある食べ物を食べると、体の中で分解されてブドウ糖などの細かい糖に分解されてから、腸にて吸収をされていきます。
吸収された糖質はそのまま血液中に送りこまれるのですが、この血液中の糖が問題なのです。血液に入った糖が多いと、血液中の糖質濃度…つまり血糖値が上昇します。血糖値が急に上昇すると、血液の濃度を正常にしようとインシュリンが発生します。このインシュリンは血液中の糖質を別の場所に追いやるのです。
その追いやられた場所が、脂肪細胞。つまり、血糖値があがると、多くの糖質が脂肪細胞へ向かい脂肪になるのです。
血糖値の上昇が低かったり、急上昇を抑える事ができれば、この脂肪細胞に送られる糖は少なくなり、脂肪の原因が抑えられるということなのです。
現代社会には多すぎる糖質
しかし、日本人にとって糖質(お米など)は重要だ!日本人の体にあうエネルギーなんだ!と言いますよね。お米などの主食を抜かすことは日本人にとって良くないという議論がたびたびされます。
これには諸説ありますが、糖質制限ダイエット側の意見から言うと、日本人がお米をお腹いっぱい食べ始めたのはせいぜいこの数十年の話。しかもそれまでは江戸時代とかまで遡るので、移動手段は基本徒歩。電車やタクシーがない世界です。
カロリーをきちんと消費するようであれば、必要なカロリーですが、家を出て電車に揺られ、会社でイスに座りデスクワーク。帰りも同様…という生活リズム。さらに運動もしないとなると、消費するカロリーは少ないのです。
それにもかかわらず、日本人は糖質の糖質摂取量は非常に多いです。
朝ご飯にパンを食べ、昼ご飯にパスタを食べ、夜ご飯に海鮮丼。普通そうに見える食事内容ですが、糖質の割合が非常に多いことがわかるはずです。この生活から糖質を減らそうというのが、糖質制限ダイエットなのです。
コンビニは糖質制限ダイエットにおすすめ
糖質制限ダイエットで食べてはいけないメニューは、ご飯や、麺類(パスタ、うどん、蕎麦、ラーメン等)、ジャガイモなどの芋類、粉もの(お好み焼き、たこ焼きなど)。
コンビニでもこれらの商品は買えますが、なぜコンビニで糖質制限ダイエットがおすすめなのでしょうか。
それは、コンビニが単品購入に適しているからという理由と、もう1つは炭水化物表示がされているから…という2点です。
例えば定食屋さんなどに入ると、ご飯の量は少なめにできるかもしれませんが、糖質を抜かすことは難しいですよね。パスタ屋、うどん屋、ラーメン屋、蕎麦屋ももちろん然りです。コンビニであれば、お弁当やパスタのメニューはありますが、単品のお惣菜などを購入することができますよね。
しかも、商品の裏面を見れば、丁寧に炭水化物量が書いてあるので、糖質が少なそうな商品を選ぶことができるのです。昼は外食が多い、お金をかけられない、時間をかけられない、運動する時間が無いという、忙しい現代人にこそおすすめなのが、コンビニを活用した糖質制限ダイエット。
無理のないダイエットをお考えなら、一度糖質制限ダイエットを試してみてはいかがでしょうか?
毎日同じようなメニューでは飽きてしまうので、たとえばコンビニの糖質が低いものに、同じく糖質やカロリーが低いウォルデンファームスのドレッシングや、キャラメルシロップなどをかけて美味しく食べる…という方法もあります。色々試してみてくださいね。
→糖尿病学会が推奨するドレッシングを試してみた。
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→1回たった4kcal!低カロリー、低糖質、低コレステロールのドレッシング
コンビニダイエットでの糖質制限ダイエットに役立つ記事は以下より参照ください。