消化4 小腸
十二指腸で色々浴びた焼肉弁当たちはそのまま分解されながら小腸へ移動します。
小腸では消化と吸収が行われます。1mmくらいのイガイガみたいな微絨毛で覆われていて、ここで最後の消化で食べ物を最小の栄養素まで分解し、栄養素をすばやく吸収するのです。
この微絨毛の中では、血管とリンパ管が待ち受けています。栄養素の種類によってどちらへ行くかがきまるのですが、
炭水化物、タンパク質、ミネラル、水溶性ビタミン、水 は 血管を全身へ行くための通路とし、腸の毛細血管→門脈→肝臓→静脈→心臓 を経由して最終的に全身へいきわたります。
脂質、脂溶性ビタミン は リンパ管を全身へ行くための通路とし、リンパ管→胸管→静脈→心臓 を経由して最終的に全身へいきわたります。
例えば焼肉弁当で食べたお茶碗1杯分くらいのご飯たちは、以下の栄養素まで分解されているようです。
血管を通る栄養素・・・
■糖質 約50g
■たんぱく質 4g
■ビタミンB1 0.05mg
■ビタミンB2 0.02mg
■カルシウム 3mg
■鉄分 0.15mg
■マグネシウム 6mg
■亜鉛 810μg
リンパ管を通る栄養素・・・
■脂質 0.75g
■ビタミンE 0.3mg
ちなみに消化されない栄養素もあります。
■食物繊維 0.6g
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さて、いよいよ身体の中に取り込まれていった栄養素たち。
どのように吸収されたものが使われ、どこから脂肪となるのでしょうか?
【脂肪になる栄養素】
→【吸収 炭水化物の場合】
→【吸収 脂質の場合】
【脂肪にならない栄養素】
→【吸収 タンパク質の場合】
→【吸収 ミネラルの場合】
→【吸収 ビタミンの場合】
→「消化と吸収と消費」をわかりやすく説明!食に対する意識が変わるかも。のTOPへ戻る
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